円を想像しろ! | |
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なんですか?いきなり… | |
つべこべ言わずに円を想像しろ! | |
円って…○のことですか? | |
そうだ | |
その円が一体…? | |
円の線上には点が無数に存在している | |
はい。そのとおりです | |
美しさは、そういうモノなのだ!! | |
はて ??? | |
美しさとは円上の無数の点なのだよ | |
さらに??? | |
□や△なら点はいくつだ? | |
□なら4つ。△なら3つ。むかし学校で習いました | |
そのとおりだ。もし美しさを□や△で表現したらどうなる? | |
美しさの基準は、4つか3つということになりますね | |
美しさの基準が、たった3〜4つで充分だと思うかね | |
いくらなんでも、少なすぎですね | |
美しさとひとくちに言っても、無限大のバリエーションが存在している | |
ふむふむ | |
人の数だけ美しさがあるのだ | |
なるほど | |
うむ。美しさにも色々あるのは だれしもが、それとなく理解していることだろう |
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そうですね。人それぞれの美しさというものは存在しています そこで美しさを表現するのに円なのですね |
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そういうことだ | |
自分を円の中心として360°どこを見ても美しいと… | |
そうだ | |
少々、強引な考え方のような気もしますが 人それぞれに美しさがあるという点は理解できます |
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うむ。世界に一つだけの花なのだよ | |
なるほど。ところで… | |
なんだ? | |
なぜ、人は他人の美しさに惹かれるのでしょうか? 自分には自分なりの美しさがあるというのに… |
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その原因は「自分の持つ美しさ」と「自分が理想とする美しさ」 この2つの間にズレがあるからだ |
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どうしてもモデルや芸能人などの スターの美しさに憧れてしまいますね |
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このズレが少ないほど、人生をより楽しく過ごせるのだがな | |
でも、このズレを少しでも埋めようと努力することで 理想の美しさに近づくのではないでしょうか? |
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その考えや行動に問題はない。ただし… | |
ただし…? | |
これが過剰反応を示すと、整形を何度も繰り返したり 他人の視線や反応が怖くて引きこもりになってしまう恐れがある |
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それはツライですね | |
うむ。当人にとっても、周囲の人間にとってもツライことだ | |
とてもデリケートな問題なのですね… | |
ココロの問題だからな | |
そうですね | |
美しさの本当の意味を理解せずに 自分の理想とする美しさだけを追い求めることが問題なのだよ |
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う〜ん…むずかしい | |
たしかにな…誰だって理想とする美が存在するからな | |
それがコンプレックスの原因になっているのかも… | |
そうともいえる | |
なにか解決策はないのですか? | |
ない | |
… | |
…とりあえず、いまの自分でも解消できるコンプレックスから ひとつずつ潰していくしかないだろう |
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努力で解消できるモノなら努力する お金で解消できるモノならお金をかける |
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そいういうことだ | |
結局はお金ですか… | |
そういう意味ではない。若いうちには出来なかった解消法も 大人になった今なら手が届く解消法もあるということだ |
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コンプレックス解消の大人買いですね | |
うむ。大人の経済力にモノをいわすのだ | |
途中までは、いい話だったのに…台無しですね | |
お金ですべてが手に入るわけではないが 逆にお金で解決する悩みなら、身銭を惜しむなという教訓だ |
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言ってることは正しい気もしますが…釈然としないですね | |
コンプレックスを抱えて生きるより コンプレックスを解消して生きるほうが、人生ハッピーだろう? |
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… |
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