「私、運動神経ゼロだから…」 というのを耳にしたことがあるか? | |
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運動が苦手なかたが、よく使いますね | |
これは間違いだ | |
間違いですか? | |
うむ。運動神経というものは、訓練しだいで向上する | |
でも、実際に運動が苦手な人と得意な人がいますよ クラスでもいたでしょう?走るのが苦手な子とか… |
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それは、運動神経がゼロなわけではなくて 運動に必要な身体機能が未熟なだけだ |
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ふむふむ | |
速く走るには、走るための筋肉と正しいフォームが必要だ | |
たしかに… | |
走るのが遅いのは、その二つが足りていないだけのこと | |
いわれてみれば… | |
心臓の機能も運動することで向上する | |
ふむふむ。なるほど | |
つまり、小学校のときにマラソンが苦手だったり 鉄棒が苦手だったり、水泳が苦手だったり… |
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なにかイヤな思い出でもあるのですか? | |
私がそうだったのだよ | |
走るのも遅かったのですか? | |
それは人並みレベルだったが、どちらにしろ運動は苦手だった それがコンプレックスになっていたぞ |
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コンプレックスになっていたというと… | |
その後の訓練によって、かなり解消した | |
それは良かった | |
あの頃のことを思い出すと今でも惨めな気持ちになる 体育祭やマラソン大会などが、どれだけ嫌いだったか… |
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雨が降れとか? | |
本気で祈っていたよ。イヤなものはイヤだった | |
たしかに苦手な人には、つらいイベントですものね | |
うむ。マラソン大会では、一緒に走ろうなどと約束しても すぐに裏切られて、人間不信になる始末だ |
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そんなこともありましたね… | |
体育の授業は、小中高 下手をすれば大学に行ってもあるからな |
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運動にコンプレックスを抱えたまま、青春時代を過ごすのですね | |
悲惨だろう? | |
悲惨ですね… | |
だからこそ運動の訓練が必要なのだよ | |
なるほど | |
運動の効果は週4回以上で急激に成長するといわれている | |
週4回ですか?けっこうハードですね | |
うむ。あくまで急激な成長を望む場合だ 初心者は自分に出来るペースでよい |
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それは良かった | |
そして継続する必要がある | |
継続は力なりですね | |
そうだな。続けることは大切だ。ところで訓練の効果だが 週4と週1では、その効果は一目瞭然だ |
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そんなに差がでるものですか? | |
運動による疲労度が、まるで違ってくる | |
運動による疲労度? | |
疲労度が少ないということは それだけ身体能力がUPしていることを意味している |
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ふむふむ | |
これの成長の割合が、週4だと急激にUPするらしい | |
週4での運動の継続が、もっとも効率良く 運動能力をUPさせるのに適しているのですね |
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そういうことになる | |
単に筋肉を鍛えるのとは、少し違うのですね | |
うむ。根本的な運動神経を鍛えるためのものだ | |
でも週4でも、かなりキツイかも… | |
なにもハードな運動をする必要はない ムキムキになるのが目的ではないからな |
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あくまで運動神経UP! | |
そのとおり。運動に対するコンプレックスを解消するのが目的だ | |
では、どのような運動が良いのですか? | |
ソフトな運動を継続するだけでよい | |
たとえば? | |
歩き方を改善するだけでも、かなりの効果がある | |
ウォーキングですか? | |
日常生活の歩き方を改善するだけでも良いぞ | |
それだけで!? | |
正しい姿勢を意識して歩くだけでも充分だ なお歩くフォームなどは、専門書でも読んでくれたまえ |
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デュークですね | |
わざわざ買わなくても、図書館にそれらしい本があるから 借りて読んでみるといいだろう。タダだしな |
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タダはいいですね | |
うむ。まずは運動に対するコンプレックスを軽減して 苦手意識をなくす。本格的な運動はそれからでも遅くない |
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そして運動に対するコンプレックスを解消するのですね | |
そのとおりだ 運動にコンプレックスを感じている人は参考にしてくれたまえ |
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めずらしく、ためになる話でしたね | |
実は、この悩みは、男性に多いのだ | |
そうなのですか? | |
男性の場合、自分の肉体にコンプレックスを持っている人が多い | |
ムキムキに憧れるのですか? | |
ムキムキにも憧れるのだが… それ以上に筋肉=力の象徴だから憧れるのだろう |
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強くなりたいのですね | |
そう。男は女よりも強い男性に憧れるのだよ | |
そういうものですか… |
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